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「九条の会」奈良

「2007年平和まつり」

届け非核への願い
 般若寺で平和まつり
   「原爆の火」に祈り     

 第十八回「奈良の平和まつり」(同実行委貞金主催)が二十八日、奈良市般若寺町の般若寺(エ藤良任住職)で開かれ、約五十人が参加。

 原爆の火がともる「平和の塔」の前で核兵器の廃絶と平和を祈った。原爆の火は、原爆投下直後に広島を訪れた男性が、残り火を地元の福岡県星野村に持ち帰り保存していた火を分けてもらい、昭和六十三年から同寺で燃やし続けている。

 平和まつりでは同実行委員長の宮崎快尭・白毫寺任職が「人類の英知である平和を守るため、これからも連動を続けていく」とあいさつ。五歳のときに広島で被爆した奈良市在住の浦田直樹さん(六七)による献灯・献花、また非核・平和の思いが広島・長崎まで届くよう、思いを込めて参加者が釣り鐘を打ち鳴らした。

 浦田さんは、原爆投下の日に母親が妊娠していたおかげで九死に一生を得たことを話し、「被爆者として平和のための力になれれば」と話していた。

 

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by 9jo-nara | 2007-07-29 04:30
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