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「九条の会」奈良

「格差」は人命軽視ー河合で音楽と講演のつどいー島本さん、労働など語る

 格差社会と平和、戦争を考える「苦楽と講演のつどい」 (同実行委主催、憲法9条の会王寺など後援)が二十日、河合町高塚合一丁目の町立文化会館まほろばホールで開かれた。

 「戦争で死ぬ、ということ」 (岩波新書)などの著書がある県在住のノンフィクション作家、島本慈子(やすこ)さん(五六)が「この時代に生きること、働くこと-憲法、戦争、ワーキングプア」をテーマに講演。

 「人権を踏みにじる格差社会は人命を軽視し、戦争を期待する社会につながる」とし、「非正規雇用が広がる今の格差社会は政策によるもの」 「労働者の人権を考えず、株主の利益を優先する社会は、利益追求から戦争を目指す。そんな社会を許してはならない」と話した。

 聴衆は真剣な表情で話に耳を傾けていた。

「奈良新聞」1/21付

by 9jo-nara | 2008-01-21 13:31 | 地域の「会」の活動
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